一、概要
各種アスファルト基防水材料の生産過程において、アスファルトを加熱、輸送し、各種技術要求を満たすアスファルト系混合材料を製造して使用する必要がある。このプロセスの過程で、大量のアスファルト煙が発生する。煙ガスには炭素環式炭化水素、環式炭化水素誘導体及びその他の化合物を含む多種の有機物が含まれており、人身健康に危害を及ぼす作用が少なくなく、アスファルト煙にはベンゾピレン、ベンゾアントラセン、カルバゾールなどの多種の多環式芳香族炭化水素類物質が含まれている」、しかも多くは発癌性物質と強発癌性物質であり、粒子径は0.1〜1.0μmの間が多く、*小さいものはわずか0.01μm、*大きいものは約10.0μm、特に3、4−ベンゾピレンを代表とする多種の発癌性物質である。その人体の健康を害する主なルートは8 um以下の浮遊塵に付着し、気道を通じて人の体内に吸い込まれることである。そのため、アスファルト煙ガスの浄化・整備を行い、排出が大気環境基準を満たすために必要である。本浄化システムで処理したアスファルト排ガス排出は『大気汚染物質排出基準GB 16297-1996』を満たす。
二、プロセスフロー及び動作原理
1、プロセスフロー
アスファルト排ガス−シャワー洗浄塔−遠心ファン−有機排ガス吸着装置−遠心ファン−標準ガス排出。
2、技術原理
排気ガスはまず除塵洗浄塔に入り、アスファルト排気ガスは通風機の遠心力の作用の下で、気液を十分に結合させ、ガスは塔体の下の吸気口から塔内に入り、通風機動力の作用の下で、急速に吸気端空間に充満し、その後均一に上昇し、アルカリ液は循環ポンプの作用の下で各布液管を均一に分けることができず、屋根状に塔内空間全体に敷き詰められ、上昇したガスと完全に飽和接触し、迅速に徹底的な化学反応を行い、残りの未処理排気ガスは有機排気ガス吸着装置に入り、排気ガスは導流カバーを通じて均一に配風された後、有機排気ガス吸着装置内に送り込まれ、塔に入った気流は塔内部のフィラー吸着床層化学成分は吸着剤に吸着され、きれいな空気は吹き出し口から排出され、塔内に発生した凝縮水はヘッダタンクと排液管から塔外に排出される。
三、技術パラメータと選択型
処理するガス濃度、温度などの技術パラメータも異なるため、本処理設備は実際の条件に基づいて的確に設計選択しなければならない。当社には専門の設計プログラムがあり、実際の状況に応じて基準に合った具体的な技術パラメータを設計することができます。
ユーザーが提供する設計条件は次のとおりです。
1.設備の運行に供する使用場所を提供する、
2.排ガス量と排ガス濃度、温度、及び要求処理が達成された基準を提供する。
3.制御方式が手動か自動か、及び制御の達成度を提供する、
4.当社が提供しなければならない設備及び付属設備、パイプライン及び付属品を提供する。